大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査は決して大変な検査ではありません。受診者がもっとも大変なのは検査のために腸内の便をすべて排泄するために下剤を服用することだと思います。当院では来院されてから下剤を服用し準備が整えば検査開始です。ポリープや癌が出来ていてもほとんど自覚症状はないので、結果を聞いて、または自分の腸内をリアルタイムで確認されて「まさか・・・」とびっくりされる方も少なくありません。当院では患者さま自身がモニターで検査の模様を確認できますし、ご希望があればご家族の見学も可能です。ご遠慮せずにお申し出ください。

内視鏡検査に長年携わってまいりますと、癌と並んで多くの症例を経験するのが、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)です。
まだまだ熟知している消化器内科医は多くないと思われますが、私は大学病院在職時から多くの患者様と接し、如何に良好な緩解状態を維持できるかが炎症性腸疾患の治療の肝であることを学びました。経験を生かし一般的な薬剤治療の他、生物学的製剤による点滴治療や連携施設におけるアフェレーシス治療(LCAP・GCAP)にも対応出来るよう個人に適した治療法を提案させていただきます。

大腸内視鏡検査概要